「ゴジラの逆襲」昭和シリーズ 第2作目

  1955年  4月       小田基義監督


タイトルは逆襲だが、VSシリーズの始まりである。
今回は、ゴジラvsアンギラス。アンギラスはたしかこれからいろんな作品に出てくるような記憶がある。のちにわかってくるのが楽しみである。


前作のゴジラは、芹沢博士のオキシジェンデストロイヤーで骨にされて海に沈んでいる。
今回は、ゴジラは複数いる可能性という設定に持っていく。
となると、博士の命をかけた行為は無になってしまった。さらに超兵器のため悪用されたくないという使命感で製造法を破棄しているのも裏目に出てしまった。無念であります博士。


 大阪城破壊シーンは三度取り直し。



ゴジラは倒すことはできん。会議にて虚しく響く前回から出演の山根生物学博士。
しかし光につられるという特性があることを突き止め、陸地に近づくゴジラを照明弾で沖に誘導するという超地味な作戦。だが成功する。
ここでドラマを挟んで囚人護送者と脱獄事件を取り入れて物語に深みを纏わせた。囚人は車を奪って逃走中にコンビナートに突っ込んでしまう。それが原因で火災に。
大火災によりゴジラは照明弾より明るい火事に向かうのだった。なんとも残念な大火災、観ている方もここが一番ヤキモキしたんじゃなかろうか。


 主人公の小泉博と若山セツ子



ついに大阪に上陸。自衛隊の攻撃が始まる。兵器類は当時のものをしっかり模型化してリアル感あふれる映像にしている。戦闘機がF4ファントムではなく、F86セイバーなのが時代を感じる。昭和のイメージはファントムなんです個人的に。


VSアンギラスは意外と短いバトルであり、ゴジラの噛みつき攻撃により勝利。あまり噛みつきってイメージにない。肉弾戦か熱線(白熱光)吐いてるのしか見たことなかった。かじるんだねゴジラ。


荒らされた大阪の街を復興させようと意気込みを強く持つ漁業会社の人たち。これが今回のテーマかな。前回の反核ではなく、復興。




ラストは、倒せないゴジラであるゆえに封印作戦を決行。氷詰め攻撃は、実際の氷を使っての大迫力である。この作戦のヒントをくれてゴジラに叩き落とされた漁業会社の航空員のドラマも切なく響くのであった。


 氷の中へ。怪獣ってモノクロだと怖さあるよね。





大ヒットであった前作、必然的に続編を作り上げたゴジラの逆襲。前作よりも興行収入を越したようです。イケイケですな。
しかしこのVSシリーズは、これからどう評価されていくのか。当然ゴジラ人気は今でもマニアック的な大人気が事実である。当時はどうなんだろう。怪獣映画は子供向けという位置付けにいつ変わって?いくのかこれからのシリーズ鑑賞が楽しみである。
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