ハイハイはーいはいからさんが通る「はいからさんが通る劇場版」

劇中に歌無しで流れたテレビアニメシリーズの主題歌。嬉しかったです。でも劇場版のエンディング曲の竹内まりやの歌もしみるんだよね。「新しい朝」歌 早見沙織。 2017・2018年 古橋一宏・城所聖明監督この原作読んだのは高校生頃。もう40年近く前。1977年頃の少女フレンド連載、「大和和紀」のラブコメ。「冗談はよしこさーん」という主人公のセリフで年代がわかるな。この連載時ではないが、私は男性なのだが姉がいるので小学...

ニコラスつらいよね「ラストパニッシャー」

 2019年 アメリカ  ショーン・クー監督時々気軽に観てられるアクション作品には、最近はニコラスケイジをチョイスする。名前貸しの出演が多いなかで、しっかり主演しているところが好きだ。もう大作には出演しないのだろうかニコラス。あの困った顔、苦い顔がなんとも言えず好きだ。  さて今作は、ポスターにすっかり騙される?アクション映画である。ものすごい爆破写真をポスターに入れ込み、目には目をという謳い文句で強...

男はつらいよ(寅次郎春の夢)映画版24作目

  1979年 12月   山田洋次監督寅さん映画シリーズは、昭和の街並みや暮らしを懐かしく感じるのが楽しみなんだよね。その中に日本に古くから根付いてきた気質や文化をよく題材にしてるんだよね。例えば男尊女卑だとか、家督だとか、頑固親子だとか。「女は黙ってろいっ」「嫁は一緒に暮らして面倒みてくれ」「仕事に口出すな」「結婚して仕事辞めてくれ」とかね。 アメリカ嫌いの寅さんが題材である前作に続いて、スピンオフ...

死と転生の世界「紅き大魚の伝説」

 2016年 中国 梁旋、張春 2人監督中国では評価が高く、興行収入も多く、アニメの力の入れように貢献した作品とのことである。Netflix作品。率直なイメージを言うと絵柄はディズニー映画を明るく彩色した感じ(個人的にディズニーはつや消し感あるんで)、それとジブリの千と千尋とポニョを足したような感じである。平面的なデザインにて、途中で表現されるリアルなCGが違和感を生む。物語は、人魚姫とポニョを融合してファンタジ...

黙っているだけでは無理だよね「バニシング」

 2018年 イギリス クリストファー・ニーホルム監督  ジェラルド・バトラー主役スコットランドの離れ島灯台で起きた「アイリーンモア灯台事件」(1899年灯台守3人の謎の失踪)を題材に仮設を立てて映画化したスリラー。大胆な仮設にて、罪の重圧と心理サスペンスを取り入れた作品にて事実とは言いがたい。映画冒頭のこの事件自体は事実と表示されると本当なんだという錯覚を起こしそう。例えば金田一映画の八つ墓村は事実の事件...

男はつらいよ(翔んでる寅次郎)映画版23作目

  1979年 8月   山田洋次監督イメージは桃井かおり演じる悩める花嫁と旦那役の布施明がメインの話。スピンオフを通り越して、外伝風の物語であった。 マドンナ 桃井かおり  カップルマドンナとでも言いましょうか。布施明はタイアップ的に歌まで劇中に披露しちゃいます。いつものとらやでのいざこざは、まずは寅さんが珍しく反省して謝るという初めてのパターンで驚く。あとは、としおの作文でキレて暴れる寅さんの大人...

男はつらいよ(噂の寅次郎)映画版22作目

 1978年 12月  山田洋次監督寅さんのサブタイトルは、物語に合わないものが多いが今回も噂のとはなんのことでしょうか。噂はいつもされてる寅さんですしね。ここらへんのサブタイトルはネタ切れ的な印象あり。今回は大原麗子マドンナ。当時32歳じつに美人であります。寅さんでなくても惚れるわー。 とらやに働きにきます。冒頭のエピソードで、どんな美人でも死んだら普通の骸だという、今昔物語の話に合わせて実に美人さんを...

閉鎖地域の罪「楽園」

  2019年  瀬々敬久監督 原作小説吉田修一ポスター見ると、犯人探しの推理もしくは切ない殺人事件かと感じるのだが。冒頭の少女行方不明事件から始まる。暗く重い雰囲気が漂う。 杉咲花 重苦しい演技が終始進む前半の綾野剛も杉咲花も重苦しい演技と喋り方が暗さを予感するが、こういう展開は苦手。楽園」のタイトルは皮肉?閉鎖的な村に対するどうしようもない憤りとあきらめと怒り。豪士の母が言う「楽園」ではなかったも...

男はつらいよ(寅次郎わが道をゆく)映画版21作目

 1978年 8月  山田洋次監督今回のマドンナはSKD。松竹歌劇団のダンサーである。現代の大勢グループアイドルの原点みたいなものではないか。倍賞千恵子もこの歌劇団出身である。また山田洋次監督も歌劇団の演出なども手がけていた。寅さんにこういうエピソードが出たのはこの絡みもあるだろうね。 マドンナ 木の実ナナ リリーさんの回のノリのよう。マドンナも男勝りの活発なダンサー。寅さんは、とらやに来た人なら誰でも好...

みんなたくましい「キューポラのある街」

 1962年 浦山桐郎監督 早船ちよ原作(小説)吉永小百合17歳の時の作品。可憐です。いつも思うけど広瀬すず似てる。昭和時代の映像が懐かしい。昭和の風景と人々。時代を象徴する頑固オヤジとこの時代の半グレ、無邪気な子供達と自力で生き抜く子供達、貧乏と浮気と思春期と。あとは北朝鮮帰還事業を取り入れている。当時の世情のためこのエピソードにはいろいろとゴタゴタがあったよう。背景を調べてみると理解できるだが調べてみ...